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Excel VBA ≫ 5.ユーザーフォーム - 各種コントロール解説(2)-b.共通プロパティ

各コントロールに共通している基本的なプロパティ

前のページ(コントロール一覧)では各コントロールについて簡単な説明を行いました。 このページではその詳細な説明に入る前に、 各コントロールに共通しているプロパティをいくつかピックアップして説明したいと思います。

プロパティはユーザーフォーム作成時にプロパティウィンドウ(⇒VBEの画面説明)で初期設定しておくことができます。 また、プロパティの多くは処理中に値を変更することができます。





高さ・幅の設定

WidthHeight プロパティはコントロールの幅、高さを設定・取得するためのプロパティです。 処理中にコントロールの幅や高さを変更することは滅多にないと思いますが、 ユーザーフォームの作成中にコントロールの幅や高さを微調整したくなることはよくあります。 そんなときはプロパティウィンドウからこれらの値を修正します。
  • Width、Height プロパティ
  • <プロパティウィンドウでの初期値設定例>
    WidthHeight プロパティに任意の数値を手入力します。 Width、Height プロパティの設定 <コードの記述例>
    TextBox1.Height = 15    '幅
    TextBox1.Width = 72     '高さ
    


背景色の設定

BackColor プロパティはコントロールの背景色を設定するプロパティです。 背景色にはRGB値、色定数システムカラーのどれでも設定が可能です。 コントロールの配色にこだわりたい人や、 コントロールにユーザーの注意を惹きたいときに設定してみるとよいでしょう。
  • BackColor プロパティ
  • <プロパティウィンドウでの初期値設定例>
    BackColor プロパティの右端をクリックするとカラー設定用のタブが開きます。 [パレット]タブと[システム]タブのどちらかを選択し、希望の色をクリックしてください。 BackColor プロパティの設定 <コードの記述例>
    'RGB値で設定
    TextBox1.BackColor = RGB(0, 0, 255)
    '色定数で設定
    TextBox1.BackColor = vbGreen
    'デフォルト色(システムカラー)を設定
    TextBox1.BackColor = vbWindowBackground
    

    システムカラー一覧
    定数 内容
    vbScrollBars &H80000000 スクロール バーの色
    vbDesktop &H80000001 デスクトップの色
    vbActiveTitleBar &H80000002 アクティブ ウィンドウのタイトル バーの色
    vbInactiveTitleBar &H80000003 非アクティブ ウィンドウのタイトル バーの色
    vbMenuBar &H80000004 メニューの背景色
    vbWindowBackground &H80000005 ウィンドウの背景色
    vbWindowFrame &H80000006 ウィンドウのフレームの色
    vbMenuText &H80000007 メニューの文字の色
    vbWindowText &H80000008 ウィンドウの文字の色
    vbTitleBarText &H80000009 キャプションの文字、サイズ ボックス、スクロール矢印の色
    vbActiveBorder &H8000000A アクティブ ウィンドウの境界の色
    vbInactiveBorder &H8000000B 非アクティブ ウィンドウの境界の色
    vbApplicationWorkspace &H8000000C マルチ ドキュメント インターフェイス (MDI) アプリケーションの背景色
    vbHighlight &H8000000D コントロールで選択された項目の背景色
    vbHighlightText &H8000000E コントロールで選択された項目の文字の色
    vbButtonFace &H8000000F コマンド ボタンの表面の立体的な表示の色
    vbButtonShadow &H80000010 コマンド ボタンの端の立体的な表示の色
    vbGrayText &H80000011 淡色表示 (無効) の文字の色
    vbButtonText &H80000012 プッシュ ボタンの文字の色
    vbInactiveCaptionText &H80000013 非アクティブ キャプションの文字の色
    vb3DHighlight &H80000014 3D で最も明るく表示する要素の色
    vb3DDKShadow &H80000015 3D で最も暗く表示する要素の影の色
    vb3DLight &H80000016 vb3Dhighlight の後の 2 番目に明るく表示する要素の色
    vbInfoText &H80000017 ツール ヒントの文字の色
    vbInfoBackground &H80000018 ツール ヒントの背景色


有効状態の設定

Enabled プロパティはコントロールの有効状態( True / False )を設定・取得するためのプロパティです。 コントロールが無効状態になると、ユーザーからの入力(文字入力、クリックなど)を一切受け付けなくなります。 また、見た目もグレーアウトされて目立たなくなります。 特定の条件のときにだけ操作してほしいコントロールは、その特定の条件を満たすまで無効にしておくとよいでしょう。
  • Enabled プロパティ
  • <プロパティウィンドウでの初期値設定例>
    Enabled プロパティの右端をクリックし、ドロップダウンリストから True / False のどちらかを選びます。 Enabled プロパティの設定 <コードの記述例>
    TextBox1.Enabled = True     '有効
    TextBox1.Enabled = False    '無効
    

    <テキストボックスが無効になったときの様子> テキストボックスが無効になったときの様子


可視状態の設定

Visible プロパティはコントロールの可視状態( True / False )を設定・取得するためのプロパティです。 このプロパティに False を設定するとコントロールが完全に見えなくなりますが、プロパティの設定・取得などは通常どおり可能です。
狭いフォームエリアに効率よくコントロールを設置したい場合、同じ場所に複数のコントロールを設置し、 オプションボタンなどで表示を切り替えたりすることもあります。
  • Visible プロパティ
  • <プロパティウィンドウでの初期値設定例>
    Visible プロパティの右端をクリックし、ドロップダウンリストから True / False のどちらかを選びます。 Visible プロパティの設定 <コードの記述例>
    TextBox1.Visible = True     '可視
    TextBox1.Visible = False    '不可視
    


コントロールチップの表示

ControlTipText プロパティはコントロールチップを設定・取得するためのプロパティです。 コントロールチップとはコントロールの上にマウスを当ててしばらくすると表示される文言のことです。 ユーザーが入力したり操作するときの補足情報を表示するときに使用します。 コントロールを設置するエリアが狭く項目見出し用のラベルを設置できないような場合は、 コントロールチップを設定しておくとよいでしょう。
  • ControlTipText プロパティ
  • <プロパティウィンドウでの初期値設定例>
    ControlTipText プロパティに表示したい任意の文字列を手入力します。 ControlTipText プロパティの設定 <コードの記述例>
    'コントロールチップを表示
    TextBox1.ControlTipText = "住所を県から入力"
    'コントロールチップをクリア(表示しない)
    TextBox1.ControlTipText = ""
    

    <コントロールチップが表示された様子> コントロールチップが表示された様子
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